皆さんこんにちは。栃木県宇都宮市を拠点に、水回りリフォームや配管工事などを手掛けている有限会社スガマタ設備です。
「トイレの水が流れなくなった」「トイレから変な音がする」など、トイレのトラブルは一般家庭にとって一大事ですよね?
一刻も早くなんとかしたいと思い、何度もレバーを回すうちに便器から水が溢れそうになった経験はありませんか?トイレの水の流れが悪いときに誤った対処をしてしまうと、2次的なトラブルに発展してしまいます。
そこでこの記事では、トイレの水の流れが悪いときの原因と対処法についてお伝えします。意外と知られていない便利グッズから専門業者の選び方まで解説しますので、トイレのトラブルにお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
■トイレの水の流れが悪い、流れない原因は?詰まりや故障の見分け方
トイレの水の流れが悪いときは、主に3つの原因が考えられます。
・トイレに何かが詰まっている
トイレに何かが詰まっている状態には、携帯電話やボールペンなど、水に溶けないものが便器内に落ちてしまった場合と、トイレットペーパーなど、水に溶けて流れるはずのものが詰まってしまった場合の2パターンがあります。
また、異物として注意すべきものの中には食品も含まれます。残飯をトイレに流す方もいますが、食品は固形物や粘度の高いものもあり、排水管を詰まらせる原因の一つです。
便器から排水管に何かが詰まると、便器内から「コポコポ」といった普段は聞かれない異音がしたり、トイレットペーパーや排泄物が戻ってきたりといった現象が起こります。
完全に詰まってしまった場合は、水が流れなくなって便器内に溜まってしまうので、何度も流すなどの行為はしないようにしましょう。
・流すときの水圧が弱い
タンクからの水圧が弱いと、トイレの水の流れは悪くなります。
水圧が弱くなる原因として考えられるのは、止水栓を誤って閉めたままにしているか、タンク内の仕掛けに異常があるかです。
止水栓とは、トイレのタンクへ水を送るための蛇口で、タンクの周辺に取り付けてあります。普段は触れることのないものですが、まれに点検時に蛇口を閉めて元に戻すことを忘れる場合があるので、止水栓が閉まっているときは、マイナスドライバーで開けましょう。
タンク内の水量は、内部の仕掛けにより調節されます。この仕掛けに異常があった場合は、うまく水が溜まりません。
・故障している
築年数の経った物件のトイレや、長期間メンテナンスを行っていないトイレは、どこかが故障している可能性があります。
故障しやすい箇所として挙げられるのは、水を流すためのレバーです。
レバー内部の故障により空回りしていたり、レバーを回しても元に戻らなかったりします。
レバーが元に戻らなければタンクに水が溜らないので、再度流そうとしても水圧は不十分です。
■トイレの水が流れない時にすぐにできる対処法とは?
トイレの水が流れないとき、できれば自分でなんとかしたいと思う方は多いと思います。ここでは、一般の方がすぐにできる対処法をご紹介します。
・物が詰まっているときの対処法
トイレ内に何か物が詰まっているときの対処法は、その物が何であるかによって対処が変わります。大まかには、トイレに流せる物か、流せない物かの2択です。
トイレットペーパーのようにトイレに流せるものの場合、しばらく時間を置いてみると流れるようになることがあります。トイレットペーパーや便などは、水を吸うと柔らかくなるからです。
もし時間を置いても便が柔らかくならない場合は、液体タイプの洗濯洗剤を100cc程度流してみてください。タンパク質の分解成分で便がほぐれるかもしれません。
自宅にラバーカップ(スッポン)があれば、そちらを使用します。使用時は止水栓を閉め、シートやタオルを敷いて汚れを防ぎましょう。
トイレに流せない固形物などが原因の場合、早く取り出そうと棒などで突いた結果、さらに奥に入ってしまうこともあります。目に見える範囲にある場合は、ゴム手袋を着用して取り出してみましょう。
配管まで入り込んでしまったら、そのままでは取り出すことは不可能です。止水栓を閉めて水を抜き、バケツやポンプでトイレ内の水を汲み出してから再度チャレンジしてください。
・水圧が弱いときの対処法
トイレの水圧が弱いときは、止水栓が誤って閉まっていないか確認し、閉まっていればマイナスドライバーで開けます。
タンク内の水が少ないときは、直接水を足すと流れる可能性もあります。
便器内には水を溜めるために上向きにカーブした「せき」という部分があり、その「せき」に何かが詰まっている場合、水圧を上げて「せき」を超えなければ、流れは悪いままです。
効果的な方法は、バケツや大きめのペットボトルに水を入れ、高い位置から便器に流し込みます。便器から水が溢れないよう、高さや注ぎ方を調節しながら繰り返し行ってください。自力で水圧を調節できるので、水が流れないときの応急処置としてもおすすめの方法です。
・故障したときの対処法
トイレの水が流れない原因が故障の場合、部品の交換が必要になることがほとんどです。自力で修理できるものもありますが、専門業者に依頼する方が確実でしょう。
修理の手順を間違うと、途中で水が溢れるなどの2次的トラブルになりかねません。
故障の場合は早めに専門業者に依頼しましょう。
■トイレの水が流れない時に便利なグッズや道具を紹介
トイレの詰まりを解消する道具として、よく使われるのがラバーカップ、いわゆるスッポンです。大きな吸引力があるラバーカップは、先端の構造により和式用と洋式用に分かれます。使用する際は、水の飛び跳ねに注意しましょう。
ラバーカップ以外にも、ペットボトルやビニール袋、お湯、重曹など、身近なものが詰まりの解消に使用されます。意外と知られていないものとして挙げられるのは、針金ハンガーです。
針金ハンガーは、形を自由に変えられるうえ、強度が強いので、詰まりの解消にはぴったりのアイテムです。
使い方は、針金ハンガーの先を輪の形にして便器の中に押し込みます。先端を輪にすれば引っかかりが少なく、便器の奥まで入れられます。詰まりの原因となっているところまで届けば、流れが解消されるかもしれません。
■水のトラブルはプロに任せるのが安心な理由
トイレや水のトラブルの中には、ご自身で対処できるものもありますが、基本的にはプロの業者に依頼することをおすすめします。
トイレの内部は外からは見えないため、専門的な知識がなければトラブルの原因を正しく判断することができません。
ご自身で修理する場合に最も懸念されるのは、2次的なトラブルです。
水道修理の業者であれば、一般の方では原因がわからない故障でも、比較的すぐに見つけられます。ご家庭にはない薬剤や機材も使用できるので、修理もスムーズです。
しかし、水道業者といっても各地域にいくつもあるため、選び方がわからずお困りの方も多いと思います。
そのようなときは、水道局指定業者を選ぶと安心です。水道局指定業者とは、各自治体の水道局が認定している業者で、地域ごとにある水道局のホームページで確認できます。
修理を依頼する場合は、必ず事前に見積もりを取りましょう。
■トイレや水回りのトラブルはスガマタ設備へ
有限会社スガマタ設備は、栃木県宇都宮市に密着して40年以上の歴史を誇る水道工事業者です。トイレや水回り設備の修繕、リフォーム、配管工事において、豊富な実績があります。
トイレのトラブルは、一般家庭において最も急を要する案件です。私たちは、深夜帯でもご要望があればすぐに駆けつけます。
大手に負けないスピードと低コストで、ご満足いただける施工をお届けします。地域の皆さまに寄り添い、水回りのパートナーとして長くお付き合いいただければ幸いです。
トイレや水回りのトラブル、リフォームなどは、ぜひスガマタ設備へご連絡ください。
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